携帯電話の方はこちらからお入り下さい。

(15)相続財産の破産

(ニ)破産手続開始決定と相続

  • 破産手続開始の決定の前後で相続が開始した場合、破産手続はそれぞれどのようになりますか

  •  
  • 破産手続開始決定に相続が開始した場合
    (1) 破産申立後、破産手続開始決定前に、債務者が死亡し相続が開始したときは、裁判所は、相続債権者、受遺者、相続人、相続財産の管理人または遺言執行者の申立により、その相続財産について破産手続を続行する旨の決定をすることができます(破産法226条1項)。
    (2) この続行の申立ては相続が開始した後1か月以内に行わなければなりません(破産法226条2項)。
    (3) その破産手続は、
    (イ) 相続開始後1か月以内に続行の申立てがなされなかった場合には、1か月の期間経過時に、
    また、
    (ロ) 1か月の期間内に続行の申立てがあった場合でその続行の申立てを却下する裁判が確定したときはその時に、
    それぞれ終了します(同条3項)。
  • 破産手続開始決定後の相続の開始
    裁判所は、破産手続開始の決定後に、破産者が死亡し相続が開始した場合には、その相続財産についてその破産手続を続行します(同法227条)。